2023/05/31
起立性調節障害は、思春期前後の小児に多くみられ、起立時にめまい、動悸、失神などが起きる自律神経の機能失調です。
人の身体は、起立すると重力によって、血液が下半身に貯留し、静脈を経て心臓へ戻る血液量が減少し、血圧が低下するので、これを防ぐために、自律神経系の一つである交感神経が興奮して、下半身の血管を収縮させ、心臓へ戻る血液量を増やし、血圧を維持します。
しかし、自律神経の機能が低下した結果、このメカニズムが働かず、血圧が低下し脳血流が減少するため多彩な症状が現れます。
一か月前に、昨年の夏頃から、起立性調節障害のため、起床後、だるい・ふらつき・吐き気などがあり、学校に遅刻する事が多くなり、困っているという高校2年生の男性がご来院されました。
今まで、他の整体院にて、脚の長さが違う・血流が良くないと言われて、ご通院されていた様ですが、あまり効果なし。
当院では、シナプス療法などの施術をやっていますが、今日、5回目のご来院でした。
施術する前に、最近、朝の調子はどうかな?とお聞きしたら、全く問題ない!との事でした。
まだ、再発が心配なので、あと何回かの施術はお勧めしますが、起立性調節障害は、シナプス療法など改善させるための適切な施術と、姿勢指導を行えば、早期に改善出来ます!
起立性調節障害でお悩みの方は、早期にご相談ください。
早期に改善させます!